虫唾が走る

思い出した事からーー 　野良ネコは人間不信から狂暴になる・・命がけで逃げようとする。　 　その野良の子を二度も取り上げた私は、その母猫には子供の仇でしかない。 　こんなに愛してるのに・・・なんて言っても始まらないのが哀しい。 　何度やっても野良猫を捕獲する時は足が震える。 　ある時、仕掛けていた捕... 続きをみる

猫と記憶喪失・・

　久しぶりに日記を覗いて見たら、もう一年半ほどが過ぎていた。 　私にはその年月の記憶があいまいで、最近多少は記憶が戻りつつ有る。 　私の“記憶喪失“は、息子の飼い猫を預かった事で始まった。 　息子の猫は夜中になると、息子を求めて哀れっぽく鳴き始め、夜が更けると共に迷子の子供のように保護者を求めて泣... 続きをみる

覚悟の石？それとも・・

　「ゴメン、犬を譲れなくなったの」と、長年一緒に旅をしてきた友人から電話が来た。 　「どうしたの？何かあったの？」と、受話器の向こうに尋ねる私の胸の中から何かが「コロン」と転がり落ちた。 　「・・ん？・・」　 　握りこぶし大の石が、私の胸の中から転がり落ちた・・そんな感じがした。 　ガンの再発を繰... 続きをみる

老犬の力

　15歳の老犬を飼うと決めてから、迎える準備をしなきゃと覚悟した。 　暇つぶしに見ていた韓流ドラマも見る気がしなくなり、何よりも体を元気に戻さなきゃ・・生きなきゃ！と、突然思った。 　放って置いた心不全も肺気腫も専門医に見せなくてはならない。 　手遅れになっていなきゃ良いが・・ 　老いた犬を介護す... 続きをみる

老いた犬

　飼い猫のみい子を亡くして一年が経った。 　20歳という年齢もあって覚悟が出来ていたからか、張り付くような寂しさは、誰もが感じるものなのだろうと胸の奥に閉じ込めた。 　先日、癌がみたび再発した友人から、彼女が飼っている老犬と老猫の今後について相談を受けた。 　私自身の歳を考えると動物はもう飼わない... 続きをみる

哀しみを知る・・

　歳を重ねるにつれて哀しみの度合いが深くなった。 　野良猫の保護活動で、心の傷が癒えなくなった。 　哀しい物を目にするんじゃないだろうか？と思うだけで逃げ出したくなる。 　だから・・優しく暮らしている家族を見るのが好きだ。 　イチャイチャしてる若者の姿にもほほ笑んでしまう。 　他人の幸せが嬉しい。... 続きをみる

あ！車がない・・

　翌日から旅行に行く積りで、車中泊セット一式を車に乗せて、ガソリンを満タンにして出かける準備をし、他の荷物は当日、両手で運べるだけを玄関に並べた。 　いつもと同じ一人旅、足の向くまま気の向くまま、お天気次第、気分次第の旅だから、全天候型の荷物を用意するので車の中は一気に家出状態になる＾＾； 　冷蔵... 続きをみる

裏切り？それとも・・

　いつの間にか一人旅が増えてしまった。 　その理由は様々あるが、それでも時たま人恋しくて、良き遊び仲間との出会いを求めてオフ会に参加するが、昔のように天真爛漫ではいられない。 　良き仲間、良き友との出会いを求めると危険が多いと、この歳で経験したからだ。 　今年の春、テレビでニュースを見ていたら、自... 続きをみる

亡くなった愛猫の代わりに・・

　みい子の仏壇にウサギの縫いぐるみ（ピーターラビット）を飾っている。 　「なんで猫の仏壇にうさぎなの？」とみんな言うが・・＾＾； 　老描のみい子が入院したのは旅先の長野だったから、お見舞いの行き帰りに近くのスーパーによく通った。 　そのスーパーで、いくら以上の買い物をすると「ピーターラビット」の縫... 続きをみる

愛猫のお参り

　毎朝、ご先祖の仏壇に手を合わせる時、亡くなった愛猫の魂にも手を合わせる。 　まだ愛猫用の仏具は無いから、飾って置いた翡翠の小さな香炉に、切り取って置いたみいこの毛をいれて代用ている。 　今のところ、愛猫に気持ちがあるから、お水をやるにも猫が先になりそうになり、慌てて仏様を優先する。 　20年も共... 続きをみる

愛猫の死

猫が死んだ・・ 　家族や親友が亡くなった訳でも無いのに、胸の中に、喉の中に・・水がいっぱい溢れて溺れそう。 　去年から入退院を繰り返してた２０歳と２か月の愛猫が何かの事故で死んだ。 　旅先で入院させていたが、長くなると分かって自宅近くの病院に転院させる途中だった。 　少しでも振動を避けようと、でも... 続きをみる

ボチボチ７０代、初めてブログに挑戦です。

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